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マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

普通の日記

昔話 雑記

 

 先日、過去に好意を持っていた女性と二人きりでご飯を食べた。別に何かを期待していたわけではなく、最近の自分がひどく落ち込んでいた為に、慰めてもらおうと思ったのだ。こちらから、ご飯に誘ったら「いきませう」と快い返事を頂いた。シーフードイタリアンを食べた。美味しいお酒を飲んだ。牡蠣は小長井が美味しかった。仕事のことを語らった。夏休みにどこに行きたいかってのも語らった。久しぶりに幸せだって感じた。

 このブログは普通の日記だし、この話はその中でも特別に普通のお話だ。オチも無いし、何かこの飲み会によって学んだ知識なんかも無い。そこにあったのは只々過去に好きだった人と僕がご飯を食べたという事実だけ。それを書くことで、僕がその時のその出来事が特別だったんだと思い返すことができる、それだけなのだ。

 

 記憶や思い出はスルメみたいなもんで、噛めば噛むほど味が染みでて美味しいんだけど、原型が無くなっていく。どんなカタチだっけと口から出しても、その形は変形している。その変形した形が、それが事実だったか虚構だったかなんてのは分からなくなっている。咀嚼しても反芻しても満足感は得られる。ただ、忘れさられる部分は沢山ある。でも、それでもいいんじゃないかとも、思ったりする。