マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

ぼんやりした過去

 過去に、良心のあるマトモな大人からいただいた叱責のメールを、久しぶりに読んでいる。たまたま別のメールを検索しようと、「覚悟」と打ったところまさか自分が封印していた過去を掘り起こしてしまうとは。せっかく掘り返してトラウマも克服したのだから、これから先、このテキストは定期的に読み返していこうと思う。

 まともに読んだのはきっと、もらったその日だけだから、10年とかそれくらいぶりに目にしただろう。内容は僕を叱責するもの。それを公開するのは恥ずかしいし、書いていただいた相手に対しても申し訳ないので世に出すことはしない(”叱責” という言葉は「失策や怠慢などを叱り咎めること」なんですね。本当にこのメールの内容を表すのにピッタリな表現だ)。これを読んだとき、中学以来だろうか、恥ずかしさと自分の情けなさゆえ、顔に血が昇って心臓の鼓動が聞こえてきて、全身に重く負荷がかかったのをよく覚えている。また、今後どうしようという未来への不安を一人になってから初めて感じた。

 当時はこれを読んだ後、怒りなのか悲しみなのか分からない感情が自分の中にずっと滞留して二度とこのメールは見ないとまで思っていた。ただ、ここに書かれていることは全てが正しかったし、反論の余地もなく、お前はダメな側の人間なので申し訳ないが仲間に入れることはできないという趣旨の言葉はきちんと理解して受け取ることができた。

 今あらためて読んでみて、やっぱりまともな大人っているもんなんだなと思った。22歳のころの僕はその人のことも、僕がやりたいことも、僕がやりたいことをやれている人も、それを形作った社会も、そして僕自身のことも何にも知らなかった。10年後の自分が読んで、このメールの真の意味をようやく理解できた。22歳の若者の倍生きている彼が言葉そのもので傷つけることなく、きちんと返してくれたことに本当に感謝したい。

何もない日は何もしない日

 休みの日の何もない日、そこで何もしない選択肢を取ってしまうことを毎度後悔しているが、直る気がしない。いや、正確には寝たり、インターネットでどうでもいい情報を得たり、NetflixAmazon Primeビデオなどで動画を見たり、ゲームをしたりなのだが、何もしていないと言っても差し支えないだろう。

 いつからそんな感じの過ごし方を覚えたのか、選択するようになったのか。

 遡ると、大学生で一人暮らしのときに家でやれることを選び続けた結果だろう。何故か、それは、お金がなかったからだと思っている。23区内に出るには自転車では遠く、電車で脱出するにも往復500円ほどかかるようなところにいた。バイトはしていたが、バイト自体そこまで好きじゃなかった。何にお金を使っていたというわけでもなく、月々15万にも満たない収入で暮らしていた。彼女はいたが、電車とバスで一時間掛けて行くようなところに住んでいたので、毎週土日に会うか会わないかくらいの頻度だった。会うことがメンドイなとも思っていた。

 元々ずぼらな人間だったんだろう。もっと小さい頃も思い出せば、土日に家族と以外で家を出ることはあまりなかったんじゃないだろうか。既にあまり覚えていないが。

 そういえば、当時カメラが好きだったとき、何もない日は知らない駅に行き、そこから適当に歩きながら町並みにシャッターを切っていた。それがあるキッカケを後にカメラを置くようになってから、本当にやることがなくなってしまった。犬を飼い始めてからリビングで落ち着くことができなくなって、リラックスしたいときは自然とベッドルームに行くようになってしまった。子供が出来てからのことが心配になるな。

抱負 2020

 ちょうど仕事の谷間なので、この年始のタイミングで今年の抱負でも考えよう。

 去年の抱負はなんだっただろうか、ブログを見返しても、Twitterを振り返っても特に書いていない。転職一年目だったので、周囲からの信頼を固くするというのは心に秘めながら仕事をしていた。それはほぼ達成されたと言っても大丈夫だろう。生活については、特に決めていなかったが、妻と大きな喧嘩もすることなく、犬と共に無事平穏と暮らすことができたように思える。

 では今年はどうするのか、実は年初からずーっと考えている。考えているが、なかなか結論付けられていない。新しいことを始めるのか、それとも今までに学んだことをブラッシュアップするのか、どちらの道を選ぶか。ただ後者のなまくら刀を研いだところで何か意味があるのだろうかと自問自答すると「あんまり意味ないんじゃないか?なまくら刀を研いだところで質屋に持っていっても100円が150円になるくらいの、鈍い顔になるだけじゃないか」と返ってくる。

 新しい飛び道具を得ることが面白そうだな。手裏剣、ピストル、投擲武器なら何でもアリだ。できれば自分の仕事の端に掛かるくらいで少し領域を広げられるような技術が身につけられたらいいのだけれど。一つ新しい技術を身に付けることを目標にしたい。マスターするのは難しいから、それを使って仕事の何かしらを楽にできたり、新しい仕事を得られたりしたらいいな。それすらも贅沢な願いだろうか。

20200106

新宿駅の陸橋で首吊り自殺が行われたようだ。Twitterで流れてきた情報、画像も見てないし現場にも行ってないので伝聞でしかない。若い男の人だという。僕とあまり変わらない年齢なんだろうか、あまりにも残念だ。毎朝あの陸橋の辺りを通勤のため、歩いている。今朝も10時過ぎにあの辺を歩いた。その数時間後に人だかりができるとは全く思えない。いつもと変わらない光景だったように思う。どんな人かは分からない。ひょっとすると、歩いているときにその人とすれ違っているかもしれない。もしかしたら、僕が何かをしてしまったかもしれない。僕が何をしたかは知覚できないが、自分がトリガーになっているかもしれない。目的を持って行った行為とは別に、意図の外に起こっていることがある。僕が右に行ったことが原因で立ち止まった人、左に体を向けた人。それらは僕の意の外にあるが、僕の行為によって引き起こされた。人が生きるだけのことでこれを自覚するのはつらすぎる。ただ、できる限り周りを知覚して生きることで、自分が一人で生きていないことは覚えていたい。

我が家の表札を作りました

この記事は HANDSUM Advent Calendar 2019 の22日目です。

HANDSUMを愛するみんなが仲良く参加する平和なアドベントカレンダーを書こうということで、表題の通り、表札を作りました。その感謝の気持ちをご報告をさせていただければなと思い、筆をとった次第であります。

はじめに

思い起こせば春、昨年末に結婚・転職・転居をし、やっと色々と落ち着いたタイミングでふと思います。

表札を作らねば、と。

ただ、普通の表札は作りたくなかった。今書きながら俺は涼宮ハルヒか?とも思いましたが、結婚式や家具など自分でカスタマイズしたり揃えたりをここ年明けから数百万円くらい溶かしていたのでそういう気分を引きずっておったのです。せっかくだったら藤井のロゴを作ってもらって、それを表札にしちゃおう。ダメ元で好きな作家さんにお願いしよう!ということで敬愛しますHANDSUMの暴れ狼ことSHINGO SAWAIさんに私の名字である「藤井」のロゴタイプを依頼させていただきました。
SAWAIさんのWORKSは (https://sawaishingo.tumblr.com/) を御覧ください。どうですか、どれも素敵でしょう?

僕は少なくとも2013年頃には彼を認知し、すぐにファンになっていました。HANDSUMに入社し、ポートフォリオ冊子を作ったと聞いたときには、当時の上司に即「もらってきてもらっていいですか…?」とお願いをしたものです。

数回のやり取りの後、快諾していただいて待つこと数週間…。出来上がったロゴがこちらです。

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どうすか、めちゃくちゃカッコよくないですか。
ちょっと待ってちょっと待ってヤバいヤバい…。震える…。
私達夫婦は「藤」の文字の猫の顔っぽいところが特に気に入っております。


これが4月半ばに納品されました。翌日、よし!表札の素材探しに行くか!と一緒にペットショップも行っちゃおうかと妻と行ったところ、まさかの結婚式の一週間前に犬を飼うことに。

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どうすか、めちゃめちゃ可愛くないですか。名前は「のりおかき」です。もうこの頃の面影は少しだけ残しつつ、立派なオトナになっております。

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ブッサ…。かわい…。

 

作るぞ

そして、一週間後に結婚式を無事に挙げ、一段落したら表札作るかーと思ったら子犬の世話が忙しすぎて可愛すぎて、表札を作ることを忘れて一瞬で数ヶ月経過(この間にも素材を何にしようとか、Aiファイルで受け付けてくれる表札屋さんあるかなとかは検索はしてました)。もうそろそろ年末に差し掛かろうというこのタイミングでHANDSUM Advent Calendar 2019を見て、記事を書いて感謝を伝えるために表札を作ろう!と決心したのであります。

我が家はマンションなので、石材の表札は自ずとNGになりました。
あとに残された選択肢は革とアクリル…。
一旦東急ハンズに行って、革を確認し、アクリルを確認し、レーザー刻印された状態をネットで確認し、革でやってみようと決めました。玄関のタイルが白いので、アクリルだと文字が視認できない可能性があるというのを最初から考慮しろ。

とりあえず、Fabcafeに予約を入れて、その日を待ちます。Fabcafeでも素材は一通り売っているらしいので、まぁ実験的にやってみてダメだったらそれ買ってやればいいやと楽観視しておりました。

いざ、刻印

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Fabcafeについて早速

店員さん「このロゴめっちゃカッコいいすね…」
僕「ですよね…最高ですよね…」

という順調なやりとりからスタート。しかし前日にレーザーカッターのメンテナンスを行ったせいで出力がパワーアップしてしまったらしく、これまでの要領だと上手く出来ません〜と言われ、調整のハプニングが発生しました。

そんなハプニングもあれど、無事時間内に終了。

レーザーで焦げた匂いと藤井の二文字が刻印されたのを見た僕「いいすね…」
調整の時間が結構かかって焦ってた店員さん「大丈夫すか…?(不安)」

という感じでお会計して店を出る。ペラペラの革を吊るすものを買うのを忘れてたので、ノープランでそのまま東急ハンズ 渋谷店へ。

よく知らなかったんですが、下のような革のパンチとその穴に金属を通す道具とボールチェーンを買ってきました(ここらへんノープランなのが明確なミス)。

表札をかける

そして家でパンチ&チェーンをして実際に掛けた光景がこちら(文字書くのが面倒になった)

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最ッ高

ペラペラの革なので、撮影のため裏にダンボールをガムテで貼っつけてあるのは置いといても、これですよ。これでいいんですよ。これがいいんですよ。

そして、3案もらってたんですが全部データをいただけるとのことだったので全部刻印してみました。季節ごとに表札変えますわこんなん。全部見てもらいたいもん。

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 この記事を書きながら石材の表札はボンドで付けていることが分かりました。石も作ってみようか。そうしよう。

てな感じで作りました!本当にありがとうございます!感謝!謝謝!多謝!

まとめ

サワイさん最高!ハンドサム最高!

好きなデザイナーにロゴを作ってもらおう!

せっかくだし、石のやつも作るぞ!

そのまま HANDSUM Advent Calendar 2019 を読み漁ろう!