マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

仕事観

 

 仕事ではいつまでに提出する必要があるのか、つまり ”期限” が重要である。当たり前だ。期限が無ければ、成果物が出てこないので一生お金を稼げない。夏休みの宿題を9/1の始業式に出せなかった諸君、もしくは大学で毎週行われる実験の研究レポートを出せなかった諸君らは、働き始めて期限を守ることの重要性を知り、そして過去それを蔑ろにしてきた自分を悔いることだろう。

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 ディレクターで大事な視点として、企画ほどの大きな単位でもミーティングくらいの小さな単位でも良いが、忘れてはいけない視点がある。それは解像度の高さだ。もっと分かりやすく言えば、現時点での対象の未来の像だ。それをどれだけ高い精度で見えているかが重要になる。それがぼやけていれば、必ずどこかで失敗か遅れをもたらす。

 これが終わればどういう成果物が出て、メンバーの認識がどう整列され、ユーザーはどう便利になるのかという未来予想図がある程度見えていれば、その方向に向けて準備をすればいい。その方向が間違っていれば正しい方向へ修正できる。しかし、五里霧中に進むとスタート地点に何度も戻されるような無駄な動きをし続けるかもしれない。

 方向はディレクションと訳されるが、ディレクターはまさにそれを行う職種だ。