マレーグマの頭のなか

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打ち合わせの覚書

 

打ち合わせには少なくとも二種類はある。

- 発表

- ブレスト

おそらくは、この2つ。

 

発表は見たことのない資料を、見せられてプレゼンを行ってフィードバックを返すなり、許可を得るなりするための打ち合わせ。ほとんどの場合で発表側と聴衆側に分かれる。パワーバランスとしては聴衆側に上司や役員、クライアントが並ぶ。

もう一方のブレストは、既知の資料や設定を基づいて、新しいアイデアの発見や意識のすり合わせを複数人で行うこと。ほとんどの場合で、各関係者は横一列、対等の関係で行われる。

 

この2つの違いを気付かないと、プロジェクトの進行に細かい遅れが出て、結果企画フェーズで遅れがでがちである。ブレストの方が圧倒的にやる回数が多いのに、資料を事前に配らずに当日そのタイミングで初めて資料を共有することが多々あるからだ。初めてもらった資料に対して、数分で答えやアイデアを出すのは、ただの大喜利でしかない。根拠に乏しいアイデア・ただの思いつきである。

なので、若い人に対しては予めこの2つの違いを理解してもらって、どちらの打ち合わせなのかを判断し、準備をしてもらうことにしている。頼んだで。