マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

今週

 

 

 ブログを書く前に、何か面白いことを…面白いことを…。って、毎度毎度思うんだけど、いつもそんな面白いことは見つからない。自分が面白いことが他人が面白いとは限らないし、逆もまたしかりだ。だから、とりあえず、普通のことを、いつも起こってる日常から抽出した面白さを伝えていければいいなぁと、改めてそう思った。

 

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 台風一過で、今日の東京はカンカン照りだった。雲ひとつ無い青空が広がって、渋谷市役所の気温はデジタルな光が味気なく35℃を指していた。その光も暑さでユラユラとしていた。とはいえ、クーラーが効いている部屋でPCと向き合って、仕事とにらめっこしながら昼ごはんを食べるというのもなんなので、代々木公園のベンチで飯をくらおうと、外に出かけた。

 ベンチの周りには色んな人が座っていた。サラリーマン・ホームレス・サラリーマン・親子・兄ちゃん・ハト・ぼく・ハト・ハト…。そこで僕は新しく買った本を読んでいた。汗がじわじわと出てくる。樹木が側にあるから直射日光は当たらないものの、地面は土と草ではなく、コンクリートかセメントかタイルだったので、西日が入る部屋に数時間ぶりに入るかのごとくムワッとした暑さがまとわりつく。こういう空気の中にいるのでクラクラしてきた。久々に汗腺が開いたのか汗がたら~っとしてきた。

 

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 社会人になって初めて盛大な寝坊で遅刻した。

 9時15分の電車に乗らなければならないのに、9時30分に起きてしまった。6時半くらいに起きて、部屋をうろついた。それが夢遊病に近い症状であることは明白で、部屋の窓を開けたりしたような記憶はカケラほどしかない。そしてうずくまった状態で、猫で言えばごめん寝の状態で、起き上がった。

 こういう時は妙に冷静で、まずはメール一本出すかぁと、PCを開いて会社にメールをした。そして、寝ぐせを取るために軽くシャワーをして、効きの悪いドライヤーで髪の毛を乾かし、着替えをして厳寒のドアを開けるまでという一連の動作をものの5分ほどで行っていた。寝坊の反動で時間を操れるようになったらしい。毎日寝坊しようか。