マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

夢日記

起きたら僕はタクシーに乗っていた。そして、そのメーターはかなりの額に到達していた。黒いスラックスに粉っぽい白いものが付着していた。彼女が隣に寝ている。真夜中、いや、明け方近くだがまだ暗い外にゆらゆらと揺れる街灯が並ぶ。窓から外を覗くと、そこは自宅ではないどこか遠くだった。

 

ここにくるまでの記憶が完全になかった。どこかの町で飲んでいたことだけは、昨日のスケジュールを見れば分かった。

彼女を起こすと、彼女は少し覚えているような気配だった。僕は彼女に何があったのか言うように促すが、「ええーとね…」と言い、黙りこんでしまった。何か言いたくない理由でもあったらしい。

何にせよ、自宅に戻りたい僕らは一旦車を止めてもらって、自宅に戻るように運転手にお願いをした。3万円でお願いするところを、値切って2万5千円にしてもらった。本当にその値段で帰ることが出来るのだろうか。

ここにいるまでの記憶をたどると、「覚えてないの?」と言われて、服に付いている白い粉を見て思い出した。覚せい剤を何かヤクザの喧嘩か何かだったか、大量の粉を偶然で浴びたらしい。まるでウルトラクイズで紙一枚の向こうのメリケン粉の海に飛び込んだ時みたいに。

それに気付き、怯えた僕は、車を飛び出し、自転車に乗り、朝日を浴びながら自転車を漕いで自宅に向かったのだった。

 

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ほんと意味のわからない夢を見ました。しかし、こういう起きたら記憶がないみたいな展開は初めてだったから面白かった。

覚せい剤って、粉のまま気管に入ってもラリっちゃうんですかね。この夢を見た後に親から電話があって「今日も脱法ドラッグの人が事故を起こしたみたいだけど、大丈夫?東京ってそんなに簡単に手に入るの?絶対に手を出しちゃダメよ」って言われて、夢の中で使ってたんだよなぁ…記憶ないけど。とか思いました。