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マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

表現の海

 

 

 僕は広い範囲のことを書こうとしても、深さが足りないから海には誰も飛び込んできてはくれない。深さがあれば、飛び込む勇気を持つ人が自然と飛び込んでくれる。自分の半径5mの範囲での出来事を伝える言葉は持ち合わせているけれど、それ以上を表現するには知識も語彙も表現力も足りない。読んでくれている人はそれでもいいのさと言ってはくれているのだけれど、本当にいいのだろうかと。

 

 何かの感想を書くことはすごく難しい。映画、小説、絵画、音楽…いろんなものを目にして耳にして何かを心で感じるのだけれど、その気持ちを言葉や身体や音で表現することは上手にはいかない。それが上手に正確に相手に伝えられるような表現ができるのならば、僕はその分野で有名になっていることだろう。作者の解釈と間違っているかもしれないし、見当はずれのことを言ってるかもしれない。けれど、感想を言ってくれるってことはすごく嬉しいことなんだと思う。

 

 風立ちぬを見た。本編を見る前にラブレターを貰った。見終わってから読んでくださいねと書いてあった。そこには感想お待ちしていますって書いてあった。僕は感想を伝えられなかった。僕が感じたことが、正しいのか、間違ってないか、薄くないか、曲がりくねってないか不安でたまらなかったからだ。書けずに戸惑っていながら、他の人の感想はたくさん見た。自分の持っていない感覚器を彼らは持っていた。第三の目なのか第六感なのか、僕は持っていないので判らないけれど、すごい、こんなことを感じられるのかと尊敬した一方で、自分の愚かさを呪ったと同時に、書かなくて良かったと安堵もした。

 

 

 色んな感想見読みたい。何かの作品の感想でも、僕が書いたブログの感想でもなんでもいいからどこかに書いてほしい。可能ならば皆のブログを僕も読みたい。どんなに浅くても飛び込みたい。そう思ってます。