マレーグマの頭のなか

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未来の僕が友人を作れなくなったらこれを読んでみてほしい

あらまし

友だちをどう作るのか、が話題になっている。今の自分がどうやって作ってるのか、未来の僕のために書く。

学生時代から友人は多い方だったが、ここ数年はコロナのせいで新たに関係を結んだ友人は少ない。昔から、どちらかといえば濃い関係は数人で、あとは浅く広い交友関係を持つスタイル。割と普通だと思う。名前も相まって、芸能人と同じ名前のヤツってどんなヤツなんだろって感じで向こうから来ることもある。お得だ。

 

友人ってなんだ

そもそも友人ってなんだっていう記事もあったりするけど、そこらへんを具体的にしてってもしょうがない。本当は何かしらメリットを享受できる関係であればいいけど、具体的なメリットがない状態でも付き合える関係を友人と、個人的には言いたい。こいつとなら2時まで喫茶店で適当な話できるなっていう関係が友人と言えるかもしれない。割り勘でこっちがちょっと損な金額になっても気にならないとか。ガソリン代は気にするな的な。

 

自分なりの作り方

僕の友人の作り方は、自分が属していなかったコミュニティへ飛び込むことが肝だったと思う。カードゲーム、草野球、Web業界の同世代のコミュニティなどに飛び込めば自ずと友人ができてきた。最近はマルチまがい商法の人が跋扈してるらしいので、そのニオイは嗅ぎ分けないといけないが、そればっかりは正直運。ただ勇気を持って飛び込むことが肝要で、その後に勇気を持って人と話す。ただ、コミュニティは同じような価値観を持つ人が多いので素直に話せば良いと思う。あとは、コミュニティのフリーライダーだから運営してくれてる幹事には三顧の礼を持って感謝を表現する。さすればまた次も誘ってくれる。最初のうちは積極的に参加するに限る。

 

自分というキャラ

Twitter上で出会った人と実際に会ってよく指摘されるのが、キャラが実物と乖離していないこと。「まんまなんですね!」「いや、おちんぽとかはリアルでは言わないけど…」みたいなやり取りがよくある。Web上でのキャラが好きでフォローしてくれてるのに、それが実際に会ってみると違っていたら嫌だ。自分に素直であるべき。自分のキャラをチャーミングだと思われてるなら、それを崩すと相手は辛い思いをする。逆に、SNSで暗かったりカッコいいキャラを演じてる人は辛いと思う。素で居られない場に居続けるのは、難しいし、しんどい。

 

だけど…

唯一、昔から決めていることは、同じ会社で一緒に仕事している間は友人のように振る舞うことはしないようにしている。一緒に何度もお酒を飲んだりしたとしても、友人になるのとは違うと思っている。もしもこの人と取引やメリットが無かった場合にでも付き合えるのか?を考えたりするのが面倒だからだ。評価にも影響しやすいし。なので、その人が今いる立場から退職したタイミングでSNSでつながったりするようにしている。調べられてフォローなどされたときは甘んじて受け入れている。

 

上級者

そういえば妻は友人作りが抜群に上手い。元々全く関係ない業界の友人をSNSでたくさん作っていたが、子供ができるにあたってママアカウントを作りいつの間にかたくさんの新しい友人を作っていた。割と積極的にオフ会というかリアルで遊びに行ったりもするし、本当にスゴいと思う。

彼女を見ていて思うのは、まずSNSにおけるルールを見て学んで、それに則った行動をしている。積極的に似たような状況の人を探して声を掛けたり、いいねをしたりとコミュニケーションを取っている。そして自分の得意な領域に引きずり込む。例えば、ここのベビー服がいいみたいな話題を提供したりとか。すごい。情報を集めて、整理するのが得意なようで、その力をいかんなく発揮している。んで傍から見てワイワイしているのを見てまた別の人が声を掛けていくという正のスパイラルができている。僕にはとてもできない。

素直で正直なところがチャームとして彼女の良いところで、それをみんなが分かるように振る舞っているんだろう。

 

おわりに

なんか説教臭い文章になっちゃったのは残念だけど、もしも僕が中年期に入ったときに友だちができないなぁ…って思ったらこれを読んで思い出してほしい。困ったら妻を頼ればなんとかなるけど、そのときも一緒にいることを願う。