マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

飛行機

我が子は空を飛んでいるモノが好きで、優雅に飛んでいたりする鳥や遙か上空を飛んでいる飛行機によく気づいて「おー!」とか「あ!あ!」と感嘆の声を上げながら指を指している。

そんなこんなで割と行こうか迷わないくらいの距離に小さな飛行場があるので、バスにゆられて向かった。ちょうど離発着が少ない時間帯だったので、一台しか見られなかったが空を旋回したプロペラ機が着陸し、数十m先に止まるのが見れた。大満足で楽しそうにしていた。

どうして飛ぶモノが好きになったのかは分からない。乗り物図鑑でも飛行機のページをよく開いて指さし点呼をしている。これは、たまたまだが、保育園ではそれぞれの園児たちにアイコンを与えられるが、それが飛行機だった。こういった偶然は重なって重なって個人の趣味嗜好やアイデンティティを形作っていく。そのシグナルを見逃さずに好きなことに触れさせたい。

そして、家に帰ると大満足のまま、すぐに夢を見た。