マレーグマの頭のなか

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解像度を上げる

日々、他人の困りごとの解像度を上げて、絵やプロトタイプとして具象化して見せ、開発するということをしている。一般的に言う、プロジェクトマネージャーやディレクターという仕事をさせてもらっている。

僕はこの仕事をする上で、最近、最も大事だなと感じているのは、上記に挙げた中にある「解像度」である。僕もあなたも、である。

人間はあらゆるものに接しているが、接したものに対する感覚器官から脳みそへのフィードバックの解像度はあまりにも低い。何も覚えていないと言っていい。自分が困っていることさえ解像度の低さ故に、何を困っているのかが自らで表現できないことがほとんどである。

解像度を高める方法は、自分との対話、自分の中にいる他人との対話をし続けるしかないと思う。自分が感じることを、自分以外の外部に書き起こしたり絵にする。また、他人を憑依させ、こういう行動をするということを同じように記す。そして、それを確かめるのだ。