マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

絵を描きたい

アクリル絵の具、筆洗器、安い豚毛の筆セットを買った。パレットは15年前に油絵のときに使ってた紙パレットを流用する。キャンバスは10年前に世界堂で買ったF0を使う。絵を描こうと思う。

ずっと描きたいなとは思っていて、ずっと躊躇してた。自分は絵を描くことは好きだけど何か億劫な気持ちを脱出できなかった。そんな折にGWに東村アキコの「かくかくしかじか」を読んだ。内容は著者の回顧録で、主に高校時代の絵画教室で出会った先生に教えてもらった「描くこと」をテーマにしている。それに感化されたのもそうだけど、一番強いのは僕の高校時代の先生の油絵を見に行ったことだ。僕の代は作品をこの年まで作る人はいなくなった。先生は毎年精力的に作品を作り、新国立美術館で行われる公募展でデカデカと飾られている。その熱に中てられたのだ。

小さい作品でも、下手クソでもいいから、今の自分を示した作品を出し続けることを目標にしたい。