マレーグマの頭のなか

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ラスアス2日記 十二日目

 

レブを追ってヤーナと共に島に上陸した。島は無人島かと思ってたけど、元々人が住んでいた割りと大きな島だった。感覚的に言えば、瀬戸内海に浮かぶ似島くらいの規模だろうか。一度だけバスケの合宿で行ったことがある。

ヤーナとレブの家に行くと、母親が死んでいた。敬虔な信者である母親が叱ろうと手を出したので抵抗して正当防衛的に殺してしまったと。これで島にいる理由がなくなったので、脱出することに。徐々に島中にWLFとセラファイトが入り交じって戦争の様相が浮かび上がってくる。ヤーナがWLFに撃たれ、そこに何故かWLFのボスであるアイザックがいて、アビーと鉢合う。アイザックにレブを渡すか死ぬかの二択を迫られるが、横たわるヤーナがアイザックを撃った隙を見てアビーとレブは逃げ出す。WLFとセラファイトが殺し合いをしている前線を突っ切って、焼かれた村を走る。ここからはこの島から抜け出したいという気持ちが強くなったので、探索する暇なく走りきった。小舟に乗って水族館に戻る。

 

水族館に戻ると、オーウェンとメルが死んでいた。どうしてアビーはエリー達の基地である劇場にピンポイントで行くことができたのか(殺しの現場に鉢合わせたのか、どちらかが辛うじて生きていたのかと考えていた)と思っていたが、エリーは何故か地図を現場に置いていたらしい。凡ミスすぎる。

 

アビーは劇場にどうにかして入るぞという気持ちだったが、僕はプレイヤーなので知っている。アビーも既にここの場所を知っているかのように、中に入るためのハシゴの場所に辿り着く。エリーにバトンタッチするのではなく、アビーのままエリーを追い詰めていくのはとても気まずい感情があった。ディーナは半殺しにされるも、何故かアビーはエリーすらも見逃していく。レブと共にこれから生きていくことを選択するのにこの凄惨な現場を見せる必要はないし、過去を捨てていったようなものだろうか。

 

急に場面が転換して、未来になる。エリーを動かす。ディーナの子を抱えながらどこか郊外で農牧を営んでいた。子供の名前はJJと呼んでいた。ジェシーとジョエルの頭文字だろうか。羊追いみたいなことをさせられ、なんでクライマックス近いのにこんなことをさせられるんじゃ…と思っていたら、羊小屋の奥に行くと急にジョエルが殴られる映像がフラッシュバックする。僕と妻が身体をビクッとさせるくらいには驚いた。そして、羊小屋から出ていこうとすると、強風が吹き、ドアが閉まる。すると次の場面では地下に降りていくエリーに変わっていた。

 

というもう最後の最後で今日はプレイ終了お疲れさまでした。

地下に階段で降りていくのは基本的には自分の深層心理下に潜り込んでいく比喩だろうとは思う。ここで見せられていた未来の像というのが本当に時間が進んだのかいつかのタイミングで見ている夢なのかはまだ分からないが、どちらにせよあとほんの少しで物語自体は終わってしまいそうだ。

ここ最近だとジェシー、マニー、アイザックとモブではないキャラクターが一瞬のうちに死んでしまうことが多かった。ジョエルにヒロイックな死に方を期待していたと書いたが、彼らもまた同じように何を成し遂げるわけでもなく死んでいく。これは現実を模倣したのか、役割は決して死に方を選ぶわけではないということなんだろうか。シビアというか呆気ないというか、歌舞伎的なキャラ立ての手法に慣れている人としては違和感がある。