マレーグマの頭のなか

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抱負 2021

 

去年の抱負の記事がメールで送られてきたので確認した。全く中身を覚えていなかった。一応振り返るが、結論を言えば何も新しい技術を身につけられなかった。記事に対する返答はこれだけだ。なまくら刀も鈍い色のまま、鞘にしまってある。

 

2020年は生活の転換点になったように思える。

もちろんのことコロナウイルス感染症による仕事のやり方の変化によって通勤がなくなり、家でずっと過ごすようになった。通勤で片道45分程度の運動が健康にどれだけ寄与していたかを感じた。犬の散歩がなければ家から一歩も出ずに仕事するニートみたいになっていただろう。あとは、通勤の電車にて仕事のことを考えていた空っぽの時間がなくなり、アイデアがパッと出てくるタイミングが削られていったように思える。トイレ、犬の散歩、風呂くらいになってしまった。プライベートでもパブリックでもない誰でもない時間が少なくなったのは意外と痛手だった。昨日から緩めの緊急事態宣言が出てきて、また当分犬の散歩以外で出歩くことはなくなってしまうのだろう。

 

あとはなんといっても子どもが産まれたことがビッグイベントだったし、それに至るまでの経過も日々神経を尖らせていたように思う。誤解を招きかねないが、コロナが流行って良かったなと思うのは、妻の妊娠初期にお互いがリモートワークに切り替わったことだった。妻はつわりがひどく、悪いときは一時間のうちに何度もトイレに駆け込んでいた。会社ではそんなことは難しいだろうし、妻が通勤に体力を使わなかっただけでよかったなと思える。

 

子ども中心の生活に切り替えている。産まれて少ししてから育休を取っていて、もうすぐ明けるが、一ヶ月の短い間でも育休取っててよかった。

 

初産の我が家では育児を知っている人物はおらず、一ヶ月ほど滞在していた義母も20年以上も前の経験なので、誰もが初めての育児と言っても過言ではない。やり方のわからない初めてのことを何日もやり続けるのはものすごいストレスがかかる。

そして最初の数ヶ月は毎日2~3時間おきにミルクを与えなければいけないので必然的に寝不足になってしまう。僕は寝ていても音に反応して起きてしまうことがある。この一ヶ月ほどでも息子の鼻が詰まったゆえの呼吸音の苦しさに不安を覚えてガバッと起きてしまうことが何度かあった。そのまま2時間くらい寝られなかったりして、正午付近まで寝ていたのも数回どころではない。そのときに年末年始の忙しいタスクを与えられたら発狂してしまっていたかもしれない。

今はやっと周期が分かってきたので仕事に復帰できるように寝る時間や授乳時間を調整している。いい感じにハマってきたので順調に再来週から復帰できそうだ。ただ、また4ヶ月ごろから夜泣きが始まったりするみたいなので、震えが止まらない。個人差があるようなので、早いとこスッと寝てくれるようになってほしいもんだ。

 

とりあえず、今年の抱負は子ども中心に生きられる土台作りってことで行きたい。マンション購入しようかなとか言いながら新築中古問わず都内のマンションを見てたり、車あった方がいいかなと言いながらカタログみてたりと大きなお金が飛んでいくアイテムを眺めている。