マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

メモ

 対面の日常会話の中で狙った大ボケやノリツッコミをかますと、概ね途中で話を遮られる。もしくは言ってる最中に「こいつは今ボケてるから話半分に聞いた方がいいな」みたいな顔色を話してる側が察知して急激にテンションが下がってしまい滑った形になりやすい。漫画とかドラマだと相手がちゃんと聞いてくれる描写があるけれど、現実世界ではそんなことはノリの良い人じゃないと起こりにくい。

 その代わり、Twitterとかの文字ベースでのコミュニケーションだとちゃんとボケを最後まで読んでくれる。「なんじゃいコイツは」みたいな顔色をされてる可能性もあるが、最後まで言い切れるという快楽は得られる。出し切ったあとに、相手からのリアクションが返ってくる。返報までの時間は有限だが、相手次第でゆっくり返すこともできる。その繰り返しだ。

 前者のリアルタイム性が求められるコミュニケーションはサッカーやバスケットボール、後者のターン制のコミュニケーションは野球やゴルフのような感覚だろうか。いかに反射的によいものを返すことができるか、いかに与えられたタイミングで最高のパフォーマンスを出すか。SNSなどのエンターテイメントに対しては、ターン制のサービスから徐々にリアルタイム性を求められるサービスに移っていく可能性がある。ただ、それはそれで面倒なのと同時刻に同じものを見つめる必要があるので、大変めんどくさい。ハプティックデバイスで何かフィードバック与えられたら面白かったりする…?