マレーグマの頭のなか

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貧乏人、PS4を買う。

 先日、Playstation4 Pro を買った。洗練されたフォルムで殺風景な部屋が華やいだ、気がする。

 そう、自分で据え置きゲームのハードを買ったのは、おそらくPS2以来、約16年振りだ。中学1年生の誕生日のお祝いの後、バスセンターの前の家電量販店の地下ゲーム売り場で買ってもらった。買うのを父親に大反対されていた僕は彼をなんとか説得しようと、ゲームは時間を決めてやるし(大嘘)、当時家にDVD再生機器がなくビデオデッキしかなかったので皆でDVD見れるようになるじゃんと熱弁を振るったことを覚えている。そして一緒にFF10をこっそり買って怒られたことも覚えている。親はスーパーファミコンの麻雀しかゲームをしているのを見たことがない。

 大学生の時はその分厚いPS2を東京まで担いで持ってきていた。結局10年選手になるわけだが、それまで新しいゲームといえばPS3Xbox360Wiiも買わず、友人の家で入り浸ってゲームをさせてもらっていた。今考えると他人の金でゲームをしまくるという極悪非道をしていたと反省している。たまに折半して買ったりしてただろう、許してくれ。あのとき一緒にゲームをした体験だけは今でも飲みながら話すくらい大切な思い出だ。本当にお金で買えないことをゲームは僕らに提供してくれている。サンキュークリエイター。

 何故新しいハードを買おうと思ったかというと、仕事でVRを体験しにいくことが何度かあって、仕事の延長として家庭で体験できるならばそれは買った方がいいと思い、購入を決定した。半分仕事、半分趣味だ。嘘だ。8割くらい趣味だ。まぁ、ついでにブルーレイ再生機器として活躍してくれるのであれば、すぐにコストは回収できるだろうとの考えに至った。が、PSVRと合わせると10万超の出費となってしまったし、同じくらいの値段の冬用コートも買っちゃったし、家に引きこもって数ヶ月遊びを控えることにしようと思う。

 さっそくペルソナ5をDL購入して(ネットワークに接続できるハードも割と衝撃を受けた)、この日曜日を潰してしまった。日曜日は13時間ほど熱中していた。それでもゲーム内時間では8分の1程度しか進んでないと思う。前作のペルソナ4も80時間位しないとクリアできなかった覚えがあるし、本当に恐ろしいゲームだ。一人暮らしを初めてから、新作ゲームを買ったら家から出ずに引きこもってぶっ続けでゲームしてしまうので、1時間ゲームをしたら5分筋トレとかの課題を自分に振らないといずれヨボヨボのおじいさんになってしまいそうだ。仕事をしつつずっとゲームのことを考えてしまうようなことにならないように、せめて思考においてはメリハリを付けてゲームライフを送っていきたい。