マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

ずっとこのまま

日曜日は一日中寝ていた。ひと月に最低一回には充電みたいな日が必要だ。もったいないんて言わないで。冷房の効いた部屋で、毛布を掛けて寝ていると、とっても気持ちが良い。なんか猫になった気持ちになる。そのまま無になってもいいんじゃないかという心持ちになって、夜になって同化していくさまが心地いい。時間を無駄にしてはいけないと躍起になっている人を横目で時間を無駄にしている愉悦感に浸っている。そのままフライパンに持っていけばフレンチトーストになれるほどにとろっと染みている。本当にそれでいいのと働き者の自分が声を掛けてくるけど、耳なんかとっくに聞こえなくなって遠くに感覚を置いている。そのまま全てが遠くに行ったまま、消える。