おっ、俺アジカン好きなんだよなー。キミは何が好きなの？えっ、メガデス？そう…わかんないや…。
LINE MUSICが始まった。とはいえ、完全に無料プランというものがないらしく、僕のようにLINEすらまともに使っていない人間にとってあまり縁のないものと扱うだろう。
LINE MUSICはもちろんプレーヤーとして音楽を聞けるけれど、音楽をコミュニケーションの手段としてそのまま用いた感じだ。これまでも音楽の嗜好はそれに用いられる代表的なものだった。そのために音楽の方向性に名前が付いている。ロック、パンク、クラシック、演歌、歌謡曲、J-POP…などなど様々に細分化され「僕はオルタネイティヴが好き」みたいなことを言ってなんじゃそらってなることはうけあいだった。ただ、LINE MUSICのようにコミュニケーションツールとくっついていたらそういう齟齬が少なくなるだろうと思う。「僕、こういう音楽が好きなんだよね（曲シェア」で済むからだ。説明が要らない。受け取った側も「ああ、こういう激しかったり悲しかったり情動的な曲が好きなのね」と自分の感覚で分かる。まぁその良し悪しは置いといても、説明不要、ワンタップで済むというのは便利でしかたない。じゃあ、明日MDに入れて持って行くね！ってことをしなくてよい。なんてリーベンな世の中なんだろう。
ま、自分の嗜好性ってーのは大体無意識的に選ばれているものだから、説明しにくい。それそのものに自分の嗜好性は入ってないから、それを見せることなく言葉や身振り手振りや何か別の方法で伝えることも大事な気がするから、楽な方向から逆らうのもいいのかもねぇ。
