マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

草食系読者

 

これ読んだ。

コンビニで立ち読みしようと思ったらひもで縛ってあった!消費者をガッカリさせるな!

http://togetter.com/li/616161

 

 このまとめを読んで、これは心で笑いながらも”ヤバい”と思った。この発端の彼女自体が創作物に近いものなんだろうなぁーってのは感じ取れた。ただ、自分の中ではこれが釣りかそうじゃないかってのはどうでもよくて、この書かれたことは”ヤバい”と思った。我に返ると、何故に”ヤバい”と思ったのかって方が自分の中でモヤっと思考がバラついて目の前に霞がかかった。何も見えん。

 

この”ヤバさ”というのは、この思想は常識から外れているし、こういう奴に近づいたら大変なことになってしまうという危険性を察知した野性から来ていると脳みそが言っているように思える。

自分の中の常識が、世間の常識と一致しているとは全く思っていないが、彼方から飛来したUFOの入り口から出てきた人の形をした何かと話しているくらいに斜め上の常識を感じ取れる。これはすごいスキルだと思う。

 

まるであれだ、「俺は毒があるんだぞ!」って言ってるイチゴヤドクガエルのような人工的な動物でないのに自然界にありそうにない色の禍々しさや毒々しさとか、カエンタケのようなコレはぶっちゃけ食すもんじゃないだろ…みたいな姿形を文章で表していると言っても過言ではないのではなかろうか。僕と同じ文字の羅列という文章の姿をしているのにもかかわらず、その”毒”が意味となって滲み出ている。「こいつぁやべぇだろ」と自分を表現している。それを本能に訴えかけられた僕は怯んで、後退りしてしまったと。そういうことなんだろう。文章の中で、僕は捕食対象になってしまったんだ。