マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

職業病

 

 

なんか格好いいことを書くような気分ではないので、ここでつらつらと普通のことを書こうと思いますが、その”普通のこと”ですら書きたいことがありません。しかし、ここでいう”書きたいこと”というのは、本当に僕自身が書きたいことではなく、これを読んだ人の心が揺さぶられるようなことであり、決して自分の意志で「あーこれ面白いわ、絶対面白いわ。書こう」って思えることでは決してありません。普通のブログって自分の日記のように書くのが日本人にとって一般的だろうから、《◯月◯日(X)なんたらちゃんとホニャララ町に行ってどうのこうの…》みたいなことを書いて、未来の自分が読み返した時に「ああ、こんなことがあったなぁ」って思うような使い方が多いと思うんですよね。でも僕は自分の意志よりも、「他人が自分の”普通のこと”を読んだ時にどう思うのか」を重視していると言えるかもしれません。これはやはり、普段の「サービス企画職」という業務に付いている功罪なのでしょうか、個人的には他人のために仕事をしているとは思っていませんが、結局実際にサービスを使う人間は僕ではなくてクライアント含む他人であることが殆どなので他人がどう振舞ったら幸せになるかとかいつも使ってくれるようになるかとか不都合な点がないかとかすごく考えてしまいます。しかしながら、こういった職業病的な部分が自分にもあるんだなぁなんて思ったりしなかったり。これは他人から見れば”普通のこと”じゃないし、ひょっとすると”読みたいこと”なのかもしれないですね。自分が読みたいことと他人が読みたいことってのは往々にして違うもので、他人の意志に左右されて自分のブログを書いているように思わせておいて、自分の中に住む他人というのはやっぱり自分なので自分が読みたいものが自分で書けるということはなかなかに難しいことであると私は思います。他人がこれを読んで面白いと思っていただければありがたいですね。とはいえ、全く改行のない他人のことなど全くもって考えてない構成なのでゴメンナサイしないといけないですね。