マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

不思議な夢 

高速のバイパスのような道路 そこを通る渋滞している車と、イワシの群れ。その先頭にはクジラがいて彼らを先導している。その大きな大きなクジラをいわしに乗り、追いかける我々。いつの間にか辺りは真っ暗に成っていた、後ろには数名の友人がいた気がする。誰かは既に判らない、暗さと記憶が交じり合い顔が見えない状態では自分の息遣い以外は何も判らない。僕は途中で、いわしの群れからはぐれかけ、自分たちの集団それすらも追いかけるようになる。

 

そして、気づけばクジラが目の前にいる。ちがうことといえば、それに透明な灯油がかけられて暗い炎がクジラを覆っているだけだ。