マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

20161209 - 日記

 腹が立つことがある。腹が立つというのは本当にお腹が膨れて立ち上がってしまうわけではなくて、ちゃんと何かに怒っているということだ。自分に腹が立つという言い回しもあるけれど、大抵の場合は自分以外にも対象があって、それに対して怒りを覚えている。僕の場合は自分に腹が立つよりも先に後悔と絶望が頭の中を充填して怒りを追い出してしまうので、大抵は何か別のものに対して腹が立っている。

 

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 不平不満は至るところにある。それについて自分の感想を書くのは簡単だ。それと同じく何かニュースや世の中の流行に乗って感想を書くのは非常に容易い。それが誰かの役に立つとか、読みやすいとかそういうのは置いといて。テーマが事前にあると書きやすい。

 テーマを無から捻り出すという行為は自分との対話でしか得られないが、それが本当に大変で、なにせ毎日毎日書きたいことなんてないのだから。職業ライターですら多分お金もらったり、依頼があったりしないとそうそう書かないのではないだろうか。知り合いは少なくともそうだ。日記を書く行為は空虚で無意味なものだと思っているが、いつか意味を持って欲しいと思っている。

 

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 バニラの香りの香水を振りまいている女性は本当にそれがいい匂いなのか、お店の人のアドバイスではなく周りにいる友人や同僚に聞いてみてほしい。何故その香りをチョイスしたのか、私を食べて欲しいという気持ちなのか、はたまた自己顕示欲の現れなのかは知らないが、その甘ったるいニセモノの香りは普段から嗅ぎ慣れてない人にとっては非常に苦痛を伴う香りなのだ。