マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

無題

毎日通勤のときに見上げて巨大だなーすごいなーと思っていた街頭ビジョンが目の前にあるビルの屋上に行った。いつもより大きくてうるさいそれを目の高さで見ていると、なんだか不思議と親近感が湧いてきた。ものを見上げると自然と畏怖の気持ちが芽生えるのだ。あの街頭ビジョンはスポンサー付きのお経が流れてくる大仏のような存在だ。

 

言ってることとやってることが違うことは誰にでもある。この行為を今は”この矛盾”と呼ぶ。ただしそれに僕が気づいたタイミングではその話題やシーンは過ぎ去っている。”矛盾”が言動と行動の不一致ならば誰でも気付くが、仕事で見かけることばかりなので大体は言動と資料の間に溝が生まれていることが多く存在する。”この矛盾”は視覚と聴覚で溝を作る。視覚だけ、聴覚だけで嘘をつくと気づきやすい。