マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

無題

 28歳になりました。おめでとうございます。

 今年から僕の誕生日が祝日になり、有給を取らなくてもよくなった一点においては良い世の中になりつつあるんじゃないかなと思ったりしています。もしも学生時代にこの8月11日が祝日だったらば、なぜ僕は夏休みで通常通り学校が休みなのにもかかわらず世間まで休む必要があるんだろうなどと傲慢さをひけらかしていたかもしれないが、一方この新たに太平洋上に生まれた新島のような祝日を社会人になってから享受できたことに何かしらの運命の操作を感じることで傲慢さを内に抱いている。

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 28歳になって何か変わったかと大事な人に尋ねられて「いや、何も変わってないな」と素直な感想を述べると「変わらなきゃ」と諭された。変わることは難しいけど、変わったと感じることはもっと難しい。いつのまにかあいつ変わっちゃったな、みたいに自分が気づいた時には既に変わった後なんだ、見た目も気持ちも。変わりつつあるタイミングで気付けるほど僕は僕を愛おしく思ってない。変わってばっかだと、しんどいよ。