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マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

ショッピングお見合い

雑記

 これは最後のパラグラフだけ読めば良い日記です。

 昨日は久々に大学時代の気の合う友人と、会社帰りにご飯を食べ、買い物をした。大学を卒業してからもう6年目に突入するけれど、自発的に年に何度も会う大学の友人はコイツくらい。本当にリラックスして会って話せる少ない仲間と行っても。親友というのは彼との関係のことを言うのだろう。

 そもそも今回は3ヶ月くらい会ってないからご飯行こうぜということで新宿に集合したのだけれど、夏っぽい靴を買いたいとのことでアウトドアブランドが並ぶ店に寄った。欲しかったものはスリッポンみたいな形をした、黒地の、雨に濡れたりしたらダメになりそうな、でも夏には快適だろう涼しげのある靴だったそうだ。しかし、夏にしか履けないのに諭吉は出したくないとのこと。最初の店では価格帯が気に入らず、こういうのはそこらへんにあるセレクトショップならもっと安いやつありそうということでSHIPSに行くとまぁものの見事にあった。俺が帽子を被ってキャッキャしている後ろで、ちょろっと試し履きしてササッと会計を済ませていた。

 その後ご飯を食べて、特に買いたいものはなかったが、なぜだか無性に買い物がしたくなった。しかもウィンドウショッピングじゃなくてお金を払う行為を。僕の財布の紐は固いのである。だから、こういう気持ちになることはままあったがここ最近じゃ珍しい。京都に行っても買ったものは会社の人へのおみやげくらいだった。この欲望に忠実になろうと決めた僕は、無理矢理に「会社で履けるような半ズボン」を買うことを決めて、ルミネへ向かった。全く買えない。欲望がフワッとしているからってのもあるし、こんなものを買ってちゃんと使うのかという気持ちやもっといいもん他にもあるじゃろと思う気持ちが頭の中で渦を巻いて財布に伸びる手を遮断していた。

 ふと横を見ると、半ズボンが3枚買える値段のシャツがハンガーに掛かっていた。肌触りとかサイズとか色とかが完璧だった。別に今買う必要が無いものだけど、単純に欲しいなって。古びた表現で言えば頭のなかの天使と悪魔が二人共「これ、ええんちゃう?」って言ってるような感覚。半ズボンがどうでもよくなって、これを買おうと決めた。そのシャツを着ながらこの煩雑な文章を書いているけど、やっぱり良い。あわよくばボタンがプラスチックじゃなくて貝でできてたらもっと良かったんだけど。

 まぁ長々と書いて何が言いたかったかすらもフワッとしてしまったけれど、最初に思ったのは、買い物をするときにスパっと決めてしまう人と次のお店に入ったらもっとイイモノがあるかもしれないと思って決められない人がいること。後者は別にこだわりが強いというわけでもなく、決め手に欠けるから決められないだけで、決め手しかないものに対してはちゃんと決められることが身を持って分かったこと。ほいじゃあ、世の中に溢れてる色んな売れ残ってるモノは決め手がないだけで、普通の人間が考えるソレを作ってやれば、もしくは他にはない特徴をちゃんと作ってやることで売れる可能性があるなぁと思った水曜日の夜でした。