読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

京都・期待のち思い出

 京都に行った理由の一つに知り合いや同僚に会うという目的もあったのだが、それよりも重い目的が実は裏にあり、それもちゃんと実行に移してきたのでした。それは「第一旭のラーメンを喰らう」ということでした。やっぱ京都人じゃなくても色んな人から「あそこのラーメンは美味い、美味いから行け、行ったら食え、美味いから」と何度も念押ししてくる人が多いわけですよ。お前は第一旭の回しモンかとも思うわけですがやっぱりラーメン大好き小池さんの一派であるワタクシとしては行かざるをえないワケです。

 ほいで、新幹線で京都から東京へ帰る直前の18時、混むだろうなぁと思いながら足取り軽やかに駅から歩いて向かうと、何やら行列ができているわけです。遠くから眺めながら「いやーこれは新福菜館の方じゃろ…そうに決まってるわ」と思いつつ小刻みに歩くとやっぱり第一旭に20人くらい並んでるのが確認できるんですよ。あーあやっちまったなぁと思いつつ仕方なく30分くらい並び、自分のオーダーの番。ぶっちゃけチャーシューいらないからノーマルなラーメンいいかなと思いつつ、でも特製のソレとノーマルの違いが書かれてないし、ひょっとしたらノーマルだと物足りないかも…と考えを巡らせていると周りの客は全員特製を頼んでいたので僕も迷わず「特製ください」と言いました。いや言わされたと言っても過言ではない。そういう選択圧をあの場の空気は持っていました。僕はそれにまんまと乗せられて特製を頼んでしまったのです。

 席につくと数分でラーメンが出てきました。体感2秒くらいだったと思います。こ、これが第一旭のラーメン…!と期待に胸を膨らませつつ、iPhoneを片手にフードポルノを開始。やっぱりラーメンは上空から垂直に撮るのが一番綺麗に映るわとか思いながら2,3枚パシャリ。そして、京都のいろんな寺社仏閣でもうたくさんしたのと同じように合掌。いただきますと周りの人間に聞かれないようにこっそりつぶやいたあと、陶器のれんげでスープを掬い、口に運ぶ…舌の上で数回転がしたあと飲む…!ん!?あ、あれ!?食べたことある味だわ。あ…!これ、あれじゃん。うちの実家の徒歩5分圏内にある近所の中華料理屋のラーメン屋の中華そばじゃん!めっちゃ似てるし…。食べ慣れてる分あっちの方が美味いかもしれん…。と脳みそが思ってしまったんですよね…。

 その後はとりあえず美味しいラーメンを食べて、実家に帰りてぇ…帰ったらあそこのラーメン出前で頼んで家で食べよ…。