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マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

圧と熱は区別がつきにくい

 消せるボールペンが世に出てきてはや 7,8年経っただろうか。実は先日から実用的に使い始めた。普通のボールペンの方がどう考えても書き味ええやろ…と舐めていた割に、書き味が非常に良くて気に入って使っている。ちょっと普通のボールペンよりもインクの色が薄くて、発色がブラックというよりも濃いグレーという印象なのだが、そんなのは気にならない程に使いまくっている。

 この消せるボールペンはキャップに付いているゴムで擦ると消えると説明書きがしてある。が、その更に小さい注意書きに60度以上でインクが無色になります。と書いてある。ははぁ、擦ると消える訳ではなく、温度が上昇することでインクが変色しているんだなと。だから、消せるボールペンで書いた紙にドライヤーの熱風を当ててはいけないと皆口々に言うのだなと分かった。圧をかけて消しているように見せて、熱をかけていたのだ。そういえば、人間ができる最も簡単に熱を発生させる方法は何かと何かを摩擦させるということだ。木と木くずを摩擦させることで火を起こす原始人の姿が目に浮かぶようだ。熱を得るために圧が必要だ。

 熱中している人からは圧が感じられる。触れてはいけないような、そんな圧を発している。その逆に圧をかけられて熱中せざるを得なくなった人もいるだろう。結果として消える事実はあるが、発端は擦って消したのか、温度が上がって消えたのかは分からない。自分のやってることも自分から発したものなのか、環境から与えられたものなのかどっちかすでに分からなくなっている。