マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

穴を埋めて、穴を埋めて

ずっとドキドキ、というかモヤモヤしたままに仕事をしなければならないのは本当に辛い。しかし、久々にこういう筋肉痛のような辛さを感じている。これが諦めたり終わったりした時に何か身になっているような、見えない部分で支える何かを得たような感覚に浸れることを信じている。

 

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「30歳になって、お互い結婚してなかったら、結婚しよう」という約束を幼なじみと中高生のときにしたとする(もちろん実際にはそんなのはなく、ただの寂しがり屋の妄想でしか無いのだが)。僕は今、26歳、今年27歳である。その約束の時までたった3年しか無い。あのときは12~15年の猶予があったのにも関わらず、中学生が高校を卒業する程度の時間しか与えられていない。このとき、彼女が居ない僕は、どうするだろうか。そんなのは無かったことにして彼女を作るために奔走するだろうか、あの子の現況を遠回りして聞くだろうか、直接聞いて見るだろうか、それともあの約束を信じたまま死ねるだろうか。

 

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時が時なので、こういうことしか考えられない。今年の獅子座は恋愛に関しては結構上昇運だって石川ゆかりセンセーが言ってたのにさぁ。ま、まだ2015年始まったばっかりやし(すでに2.5ヶ月近く経ってることに驚愕しながら)、これからうなぎのぼりの滝登りやろ、そのまま龍になって天を引き裂き、天を地に下ろすくらいの恋をします。

多分ここ数ヶ月ずっとこういう話題しかできないと思う。それくらい自分にとって9年間は長くぽっかり開いた穴がブラジルまで到達しそうなほど深淵を湛えている。深淵を覗くとまた深淵がこちら側を覗いているらしい。覗く行為は過去に続く。僕はただただ大きな穴を目の前に覗いているだけではいけないと気づいている。この穴にハマってしまったら最後、懐古の輪廻から抜け出せなくなることはわかっているからだ。この大きな穴を埋めなければ先に進めない。もしくは埋めるのが無理ならば橋を掛けるなりなんなりして向こう岸に渡らなければいけない。ただ、今、僕の周りにはまだ荒野しか広がっておらず、橋をかける材料が無い。だからひたすらに思ったことを書き綴って、スコップで穴に砂をひたすらに入れ続けている。身体が暇を持て余しているので魂が飛んでいきそうだ。何かを書くことで魂を縛っている。ここにいる理由を感じているのだ。