マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

トマトと焼き鳥

 

「宝探し」

どんな人と話すときに楽しいと思うのか。そのテーマが、ルノアールの喫煙室でただでさえ煙たいのに、むさ苦しいメガネの男二人で真剣に打ち合わせしているときにポロッとでてきた。難題だ。そのときの言語化した結論としては「会話の中で発見ができる人」であった。そう、端的に申し上げると言語化するのは難しいのだが、この感覚を二人は互いに享受できていると感じているのだ。

 

「会話の中で発見ができる」とは何なのか。

みんな大好きジャンプの漫画で言えば「コイツ…!戦闘(試合)中に成長してやがる…!」ということだ。ドラゴンボールだろうがワンピースだろうが聖闘士星矢だろうがキャプテン翼だろうが何だろうがかんだろうが出てきそうな台詞じゃん。でも、コレができるような人が楽しい。

 

一つのテーマに対して、客観的に受け取って主観的に跳ね返すとか自分の周りで起こった事象と照らしあわせて話せるとかそれだけがちゃんと出来る人が好き!会話って宝の山なんだけど、それを目の当たりにしたときに自分が既に持ってるガラクタと照らし合わせたら実はこれも宝物だったんじゃん!ウワァオ!みたいにワクワクして話せるとこっちも嬉しくなっちゃうよね。そしたら話の話題も脱線しまくるよね。でも別に脱線してもいいんだよ。脱線したほうが戻った時に絶対膨らみが出てくるから。そしたらもうその人なら渋谷の山家でホッピー(黒)おごっちゃう!俺もホッピー飲むからね。冷やしトマトもつけるよ。だから誰かトレジャーハンターの方お話しましょうよ。

 

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退職の挨拶メールを送ると、たまに返事が返ってくるけれど、とても心地よい瞬間でもありますね。