マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

うな重は関係ありません

Google Glassで出てくるような新しい広告の形って何があるかな?」って、今日、お昼ごはんをウチのCTOと一緒に食べながら、聞かれた。僕は今月で会社を辞める。17日が最終出社日なので、それまでは社員だ。ま、おそらくお見送りッて感じでCTOと一緒のは最後の晩餐ならぬお昼ごはんだった。おごってもらった。ウナギを。うな重の、上。3000円くらいを、おごってもらった。こんなのおごってくれる金があるなら給与を上げてくれよと言いたかったけど、つばを飲み込んで、ウナギを食べた。何度も言うが、おごってもらった。そんな折、冒頭の言葉を投げかけられた。

 

あ、ちなみに、長くなりそうな雰囲気を醸し出しながらも、これから特に発展することもなく唐突に結果を話してから終わりますので、最後まで見ると損をするかもしれないです。

 

それに対して僕は、まず

「ぶっちゃけ危ないから広告なんて直ぐに出さないんじゃないですか?」

って返した。冷静に考えて、広告がチカチカしてめまいがしたり、健康被害だけじゃなくて視野が狭まってしまって電信柱にぶつかって怪我するかもしれないし、びっくりして車道に飛び出してしまうかもしれないし、正直広告を出すのは危ないんじゃないかと思ってた。

すると、

「ま、そうだけど、例えば5年後に法整備されたとしてさーなんか面白い方法ないかなー」

って言われたので、困って隣の綺麗なお姉さんを見た。落ち着いた。心が安らいだ。何の話をしていたか忘れた。流石に百貨店のレストランフロアのうなぎ屋は客層も違うわ。めっちゃ綺麗だし、ていうかウナギをカップルで食べに来て、これってこれからウナギみたいにヌルヌルするんだろうな!ゲヘヘ!とか思いながら、下から上まで舐め回すように見た。そして、分かった。これが広告の次の形だ!ってことで、こう返した。

「例えば、向こうからすんげー好みの女性が歩いて来るじゃないですか、その人がおっぱい大きかったらおっぱい見るじゃないですか。そこに、広告を載せましょう!もしくは、その人自体が実は虚構で、グラスを外すといなくなる。そういうんでもいいんじゃないですかね?綺麗なお姉さんが横切る店にはスケベな男たちがたくさん滞留しますよ!コレ以上見たけりゃ金払えモデルもできますし!グヘヘ」

これって、あれですね、一昔前に流行った?顔面広告とか絶対領域広告とかあれですね。ある種先行ってたんだなぁと感心しましたよ。まぁ、つまり、町中に潜む広告だったり、自分の好きなものにこっそりと入っていく、そういう広告になるんじゃないかなぁっておもったわけです。

 

 

敬愛している星新一の作品の一つに、全て低価格で利用できる代わりに全てが広告になっている世界の話があった。あーいうのは過剰でやりすぎだけれど、きっと、空気のように広告が流れる世の中になっていくんでしょうね。

 

うな重めっちゃ美味しかったです。誰か誘ってください。