マレーグマの頭のなか

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QRコードぶっ壊してモヒカンにする方法

 

 URLQRコードに変換して、商品のパッケージなんかに印刷して貼り付けちゃって、携帯電話で読み取りやすくする。なんてことはここ10年くらいでメジャーになってきた。そもそもなんでこんなことになったのかって、URLをそのまま入力するのが面倒だからだと思う。

 そんな当たり前、見りゃあ分かる、考えれば分かるようなことを言っちゃってどーしちゃったの。なんて思われるかもしれないけど、意外と普及して当たり前になったことを再考するって少ないと思うからいい機会だと思って聞いて。

 

 URLを入力するのが面倒なのは何故なのかといえば、長いし、何かを日本語ではない文字を入力するのに慣れてないからだよね。でも、Yahoo!Japanだったら、最近は"http://www."なんていうのは省略できるから”yahoo.co.jp”程度でどのブラウザもそのサイトに飛べるんじゃないかな。それでもまぁ、確かにディレクトリの階層が深かったり、パラメータがついたりしてるようなURLなんて誰も入力したくないよね。つまりは企業が楽をしようコストそんなにかけられないよってことで、企業の特定の、強いて言えば数年か数ヶ月かで消えてしまうかもわからないような商品に対して入力が簡単なドメインを買うのが面倒とかそういうことだと思うんです。

 

 だからQRコードにして、カメラとその読み取り機能があればどんな長いURLも入力することなく目的のウェブサイトへ誘導できる。ぶっちゃけ本当にそのURLが消費者が行きたいサイトのURLかどうかなんて見てないと思う。そういう偽装とかカモフラージュも出来るよね。あ、あと、URLの文字列に比べてあの幾何学模様が目立つってのも利用される意図に含まれるんだろうな。文字だったら見られない可能性があるけど、あれなら見られるって。文字の打ち間違いによる”一次的なくじけ”も無さそうだし。そう考えたら、もうかなりQRコードって会社からの目線で言えば正解に近いんじゃないかと思うんだけど、僕はそんな風に考えるの嫌だし、そもそもQRコードなんてもういいじゃないっていう考えなので代替案を提案したい。あれ、ダサいし。あらゆるパッケージの世界観を破壊してる。

 

 じゃあどうすればええねんって。だいぶOCRの技術が発達してきてるのだから、カメラから文字を認識して、文字列がURLかそうでないかなんて判断できるんじゃなかろうか。また、より正確にしたいのであれば印刷やデジタル媒体の方にも特殊な信号放つなり加工をしておいてカメラで認識するとここがハイパーリンクなんですよというアンダーラインを引かせることなんてできるんじゃあないかな。

 そして、そこら中ここら中がハイパーリンクだらけの町になったら面白いのになぁーって思う。ハッキングされてその場に滞留するハイパーリンクなんかが出てきたりして。セカイカメラなんて物が昔あったな。アレみたいにカメラで覗きこむとそこら中タグだらけになってて。背景が見えなくて。そしたら、いつの間にか使われなくなったハイパーリンクとかタグとかが町のどこかにデブリなんて言われちゃって邪魔者扱いされて、携帯のデジタルカメラが使えなくなったりして、もっと人間は自分の目で見て記憶しなくちゃいけない運動なんて起こったり、フィルムカメラが流行ったりしてさ。

 

 

 機動戦士ガンダムの時代だって、ミノフスキー粒子で近代兵器とか無線とかが使えないからあーいった物理攻撃をしかけるロボットが生まれたんだし、北斗の拳は核のせいで力こそ全ての世の中になったから、ケンシロウみたいな人間が出てきたし。今の世の中で何かをぶっ壊したほうが面白い世の中になったりしないのかなーなんて妄想が膨らむばかりだなぁ。膨らみ続けるとハジケたりして楽しそうだなぁ、そういうのも。