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マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

好きという気持ち・原点


高校の時、油絵描いてたんですよ。
うん、美術部でさ、や、元々は中学校からバスケットボールなるものをやってたんですけど、僕ってそこまで身長が高いわけじゃあなくて、とても痩せ型だったのでチーム自体は強かったんですけど「僕がこのままやっても大成するわけではないな…」と思ったので、3ヶ月くらいで辞めてからウチの高校の美術部に入ったんです。


ウチの高校の美術部って、普通コースとは別に美術系コースが併設されてることもあって、公立のくせに専用の美術棟なんかもあったりして、設備的には全国でもピカイチなんですよね。また、その美術系コースに中学時代からの友達が在籍していたこともあって「絵も好きだし、いろんなことしたい。デザインとか好きだし、カッコいいし」ということで入りました。


無心で絵を描きました。何枚も何枚も…。……とまではいかず。あ、でもでも油絵、陶芸、デッサン、平面構成、水彩、CG…いろいろやりました。その中でもやっぱり油絵が好きでした。


なんで好きだったんだろう。


課題で、F50号だったかの当時の高校生としては大きめのサイズの油絵を全員が描くことになり、船を描いたんです。いいえ、僕は山の中での育ちなので特に別に船に思い入れがあった訳じゃなく、まぁ、自転車で1時間くらいで港なんかは行けますけど、あまり行ったことはないです。なのに、何となく、行った港で船を描きたいなぁという気分になって船を描きました。


そうだ、展覧会をしたときに、結構妙齢の方に「この船の絵、いいねぇ〜」なんて褒められたから油絵が好きになったのかな。


そしていつか高校の時の同じ美術部の子と付き合い始めました。そして彼女は東京の某美大の油絵学科に行きました。たまたま偶然僕も東京の大学に通っていたので、社会人になっても互いに東京にいるので8年間ほど付き合ってます。彼女の油絵はまぁまぁ好きです。僕の好きな感じの絵を描くわけではないのですが、雰囲気が好きです。


彼女が油絵を描いているから、油絵が好きなのかな。


でも、今、僕は油絵セットが家にあっても、油絵を全く描いていません。それって、本当に好きなのでしょうか。よく分からない。描くことが好きなのではなく褒められることが好き?描くことではなく見ることが好き?よく分からない。


当時油絵を描く時は一部屋に10人くらいが詰められて、そこで真剣にやりながら、またある時はワイワイとやりながら描くんですよね。高校を中退しちゃったけど、とても仲の良い友達もいたんですよね。

やっぱり油絵が好きって気持ちが芽生えるときにはどちらも人が隣にいたんですよね。描くときも、見るときも、褒められるときも。今、隣に人がいないから描けないのかもしれないなぁ。芸術家には向いてないのかもね。



油絵セット、引っ張りだして、久々に描こうかな。