マレーグマの頭のなか

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続・タブレットとカメラ(メモ編)

思考の整理がつかないのと結論付けるのが難しいのと、面白いことが次々と起こるので、メモを出す。

 

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続く。

 

そしてそして…。

カメラとしてタブレットを渡されて、写真を撮るためのUIを万人が理解できるのか?ということを冒頭で話した友人と話題にした。というか、その話を自分の考えをまとめて、彼に見せようと今このエントリを書いている。それにしては背景が長すぎた、反省している。

 

はじめに、カメラ用のアイコンについて一般人は分からないと思う。基本的にコンパクトデジタルカメラに付いているアイコンとして、

・フラッシュ撮影(稲妻マーク)

・マクロ撮影(チューリップマーク)

 

 

 

まず、「カメラ」で写真を撮るとき考えていることを羅列する。右手でグリップを持ち、左手でレンズを持つ。

 

・被写体と背景を見て、構図を決める。

・覗き穴から覗いて、焦点をあわせて一度落ち着く。

・撮る物に対してシャッタースピードを考える。

・暗さに合わせてISO値を調節。

・明るさに合わせてホワイトバランスを調整。

・焦点を合わせて、右手、左手、額の3点バーストしてシャッターを切る。

 

多分これくらい考えていればFacebookで10いいね!がつく写真くらいは撮れるはず。

それに対してタブレットで写真を撮る時は横向きにして教科書を朗読するときのように持ち、

 

・ディスプレイに写った光景を見る。

・明るさ&焦点を合わせる部分をタップ。 ←コレ

・シャッターボタンをタップ。

 

で合ってるはず。僕もそう何度も撮っているわけじゃないから思い出しながらだけど。おそらくこのやり方がおおよその人間がやっている方法だと思う。

 

そして、まず僕が理解できないUIがコレの部分。7インチのタブレットならまだしも(そもそも7インチタブレットは背面にカメラが付いてないものが多いのだけれど)、11インチのタブレットの場合、どの指でタップすればいいのか。やってみればわかるけど、真ん中辺りはタップしにくすぎて死ねる。

 

 

 

初期、携帯電話のカメラのシャッターを切るボタンは決定ボタンだった。シャッターとしての物理キーを用意する無駄を省いたのだろう。しかし、折りたたんだ状態で画面クルっとがコッチを向く携帯電話、リボルバー式の携帯電話が登場した。彼らは80万画素(保存画素は30万画素)という当時の携帯電話ではかなりのハイスペックの携帯電話だった。彼らは折りたたんだ状態で、つまりコンパクトデジタルカメラと同じような姿勢で写真が撮れることで、決定キーでのシャッターボタンを捨て、右手人差し指で撮れるボタンを付けた。

実は個人的にこれはかなり衝撃だった。コンデジと同じポーズで撮れるということは、両手で持って更に安定する。片手でも接地面が多いので安定する。バランスを取る部分とシャッターボタンを押す部分が違うので押し間違えが殆ど無い。という良い事ばかりだった…はず。当時そう思った。

 

 

 

ちょっと時は経ってiPhoneという静電式ディスプレイのモバイルデバイスがちょこちょこ出てきて、僕はがっかりした。仕方がないとは思うけど。恐らく物理キーを排除した違和感のせいだと思う。シャッターを切るためのボタンやフラッシュなどは全てソフトキー。物理キーでシャッターを押していたものが、ソフトキーになることで、押した感覚が無い恐怖を味わうことになった。

 

 

 

携帯電話のカメラ機能やコンパクトデジタルカメラのUIは「過去のカメラ」の模写である。何かを押して及び押すフリをして、その時点のその場面の光景を切り取っている。

 

ある意味

 

なんであんなに

 

 

光景を切り取るだけならば、他にもユーザビリティとして優秀なものができるはずだ。

 

例えば、Google Glass のようなウェアラブルなものになって、常に見ている光景を動画として取り続けているとすれば、動画の圧縮技術と編集技術が高度なものになれば「場面を検索して切り取る」ことで写真になるだろう。

早くそういう