マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

キャッチフレーズで売りたいって言われたから。

 

 

 例えば、下品な例えで申し訳ないが、「ギリギリ限界モザイク」や「出会って4秒で合体」というアダルトヴィデオのタイトルは天才だと思う。や、申し訳ない。なぜに急にこんな下品な話をしたかというと、「ストーリーテリングの無い売り方をやめ、キャッチフレーズから入るような売り方をするならばどうすればいいのか」などという事を言われ、ほんとうにできるのかなぁ…と布団に入りながらもぞもぞとしていると…!はぁ、アダルトヴィデオの素晴らしいキャッチコピーがそこにあった。ということだ。んで、ぼーっとしながら書いている。朝の8:30。最低だ。

 

 そんなことは置いといて。なぜ素晴らしいか。もう前述した2つのキャッチコピーで十分わかると思うし、解説なんぞ不要だとは思う。解説をすることはむしろ無粋だ!

 …とは言ってもそんなことを言ってしまうと僕のためにならないので書こうかな。簡単にいえば、僕達のバックグラウンドが全く必要ないキャッチコピーだということだ。誰にでも分かる。正確にはアダルトヴィデオを観覧したい人にとって想像がしやすいといったところだろうか。前者「ギリギリ限界モザイク」で言えば、「アソコがギリギリまで見えてとってもエロいんだろう!わぁ素敵!」という想像が。後者「出会って4秒で合体」だと「今までの長ったらしい前戯をすっ飛ばしてくれんの!?どうなるんだろう…ワクワク」みたいな。そういう想像ができる。素晴らしいよね。そういうキャッチフレーズってのはアダルト業界が強いように思う。顧客の課題を見て、コピー屋も日々研鑽しているんだろう。

 

 

 しかし、これを同じくどこかのメーカーが真似しようと思うと失敗する。ま、いいとこ小林製薬の商品名になるだけだ。いや、小林製薬は素晴らしい課題解決型製品ばかりだ。ちょっとおっさん臭いだけ。……んで、それは消費者のバックグラウンドを理解せずにものを作っているからだ。消費者の課題解決のためにものを作ると自ずとこのキャッチフレーズ制作フェーズになると思う。良品計画小林製薬、アダルト業界これらは消費者のために作っている。そこから始めないときっとダメなのだ。イシューからはじめよ…ってそういう本!?俺まだ読んでないんだけど!