マレーグマの頭のなか

文章を 書くだけなら タダ

憎悪の沼

 

 

世の中には、不満を漏らすためにブログや各種ソーシャルメディアという池沼に

愚痴をこぼして、憎悪を養殖している俺のようなクズがいるかと思えば、

その一方で、自分が好きなものや人物を、本当に楽しく語る人間もいる。

 

この差はなんなのだろうか、

そこに不満があるかといえば、そうではなく、心の豊かさなのか普段の生活なのか

どこでその差が生まれてしまったのかという部分に疑問が残る。

 

その人のブログを見ると、自分を見つめ直すだったり、自分そのものをブログに残し

読み返すことで自分を自分の中に取り込むということをしているようだった。

 

俺はこの淀んだ沼で育った憎悪をどこに向かって投げつければ気が済むのだろうか。

誰に向かって投げつければ気が済むのだろうか。

 

それは、読者ではない。

おそらくは、自分だ。

 

未来の自分に、過去の醜悪さを見せつける。

悪い部分は底なし沼に放ってしまえ。