マレーグマの頭のなか

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”斬新なアイデア”とは何か。

これを考えるには、この言葉の形容詞である「斬新」が何かということに尽きる。

斬新とは…

→ 趣向発想などがきわだって新しいさま。

→ 発想が独自で、それまでに全く類のないさま。

なるほど、どんな考えであろうが切り口が新しいとか見たことないとかそういうことなんだろうな。でもきっと、そんなことなくて、意外と普通なことっていうのは新しかったりするんですよね。

個人的には、全く新しいものってのは物理学者とか数学者が作るものだと思っていて、デザイナーは哲学者に近いのかなと。普段の物・事・動き・思想・色・天気等全てを五感で感じて言葉や色面や表現にする、それだけで全て斬新。意外と自分で感じたことって少なくて、他人が感じたことを自分で見て、それを自分で考えたことと錯覚していることが多々ある。それに気づいて、普段から考えるだけそれだけで、斬新なアイデアは出る。というか、それ自体が斬新になる。

 

そもそもの斬新という言葉の斬新さの無さに気づいたほうがいい。

そんなことを言ってるだけで、日々の出来事から斬新さが消えて行く。